中高年女性の病気予防のポイント

女性にとって、閉経前後の40代、50代は体が大きな変化を迎える時です。

中高年からの病気予防のポイントは、この更年期をどのように乗り切るか、そして同時に生活習慣病をどのように防ぐかが大きなウェイトを占めます。

中高年女性の病気予防のポイントは?

  • 更年期を乗りきる
    40代半ばから50代半ばの更年期と呼ばれる時期には、個人差はありますが、さまざまな不快な症状が現れます。閉経に伴い、女性ホルモンの分泌が減少するため、自律神経にも影響を与えるからです。
    注意しなければならないのは、この心身ともに不安定な時期に、更年期とは関係のない病気が隠れていても見逃しやすくなることです。
    女性なら避けて通れない更年期を、できるだけ明るい気持ちで乗り切り、自分の体に現れる他の症状にも十分に注意を払いましょう。
    不快な更年期症状は、やがて閉経を迎え、体が新しいバランスになじんで来る頃にはおさまって来ます。

  • 生活習慣病を防ぐ
    中高年女性の病気予防にとって、生活習慣病を防ぐことも大きな課題になります。生活習慣病は、いきなり発病するものではなく、長年の普段の生活習慣が深く関与していると考えられる疾患の総称です。

具体的には、高血圧、高脂血症、糖尿病、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞、慢性気管支炎、骨粗しょう症、がん、歯周病、痛風、アルコール性肝炎、などが挙げられます。

日本人の死亡原因の2/3はこの生活習慣病だと言われており、今後の高齢化社会を健康で生き生きと暮らし、天寿をまっとうするためにも、早めに生活習慣病を防いでく必要があります。
生活習慣病を防ぐためには、食生活や運動、喫煙、飲酒などの習慣を見直し、ストレスをためない日常生活をおくることが大切です。

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