中高年女性の生活習慣病対策

40代、50代の中高年女性の生活習慣病対策は、日常的にすぐにできることばかりです。今までの生活習慣を見直すことから始めて、次のような対策をとってみましょう。

40代、50代からの生活習慣病対策

  • 食生活を和食中心に
    日本の生活習慣病患者は、食生活の欧米化と言われる1970年(昭和45年)ごろから急激に増加しました。肉類や乳製品、バターなどの動物性脂肪が増えた結果、肥満になる人も増え、高血圧症や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病を招いてしまったのです。
    毎日の食生活を、魚や野菜、海草類などを中心とした和食中心にすることにより、中高年からの生活習慣病のリスクを大幅に減らすことができます。
  • ゆったりとした生活リズム
    あわただしい毎日の中で、食事の時間が不規則になったり、長時間の残業や休日出勤が続いたりといった生活を長く続けていると、生活習慣病を引き起こす原因になります。特に中高年世代は、若い頃とは異なり、体にも無理がきかなくなって来ます。睡眠時間をたっぷり取り、可能な限り、余裕のあるゆったりとした生活リズムの中で過ごすようにしましょう。睡眠時間は最低でも6時間、できれば8時間が理想的です。
  • 積極的に体を動かす
    運動不足は、血行不良や肥満を招き、生活習慣病の大きな原因のひとつとなっています。世の中が便利になると同時に、現代人は体を動かす機会が減少してきているため、意識して積極的に体を動かす必要があります。エレベーターやエスカレーターを使わずに、なるべく階段を利用したり、近い距離は徒歩で移動したり、休日にはウォーキングやスイミングなどの有酸素運動を行うなど、体を動かす機会を多めにとりましょう。
  • タバコや過度なアルコールを避ける
    タバコの害はすでに多くの人が知っている通り、がんや動脈硬化のリスクを高めます。アルコールは、適量であれば健康に良い面もありますが、過度な飲酒は高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病の原因となります。生活習慣病を防ぐには、タバコは思い切って禁煙し、アルコールは適度な量に抑えましょう。


    スポンサーリンク

関連ページ