症状を軽くする更年期の過ごし方

更年期の症状がいくつも重なって現れると、毎日がとてもつらく、生きて行くのさえ苦しくなってしまうことがあります。

少しでも症状を軽くして無事に更年期を乗り切るためには、次のようなことを参考にしてみてください。

更年期はいつかは終わる

今はつらくても、更年期はいつかは終わるということを、まずは心に刻んでおきましょう。

平均的な更年期の期間は、閉経の前後10年間と言われます。女性の体にとって、閉経はとても大きな変化なので、その変化に対応して行くためにはある程度の期間が必要なのかもしれません。

しかし、「止まない雨はない」「夜の次には必ず朝が来る」の例え通り、更年期のつらい症状はいつかは消えて行きます。

その時を待ちながら、症状を少しでも軽くしつつ、できる限り毎日を楽しく過ごしましょう。


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症状を軽くする更年期の過ごし方

イライラしたり、うつ気味になったり、疲労感が抜けなかったりすると、なかなか楽しい気分にはなれませんが、ちょっとした工夫で毎日の生活を明るくすることはできます。

  • 朝日とともに起きる
    窓の外が明るくなったと同時に起きる習慣をつけてみましょう。体内時計がリセットされて、生活リズムが整ってくるため、更年期のつらい症状が緩和されます。
    さらに、外に出て朝日を浴びるようにすると、脳から「幸せホルモン」と言われるセロトニンが分泌されるので、沈みがちな気持ちを明るくさせてくれます。
  • 家族に協力を求める
    ひとりで我慢していないで、今のつらさを家族に話し、理解してもらいましょう。
    時にはイライラして家族に当たってしまうことがあっても、更年期が原因であることがわかれば、家族に協力してもらうことができます。
  • おいしいものを思いっきり食べる
    時にはおいしいものを思いっきり食べて、気持ちをリフレッシュしましょう。
    日々の生活の中に何らかの楽しみを見出すことにより、更年期であることを忘れることもできます。
  • 体を動かす
    気分が乗らないときでも、ともかく動いてみて汗をかいてみましょう。
    血液の循環も良くなり、気分もスッキリして、更年期の症状が緩和されます。
  • ペットを飼ってみる
    犬や猫、鳥などのペットには、人の心を癒す不思議な力があります。
    毎日、夢中でペットの世話をしているうちに、いつの間にか更年期を乗り越えていたなどという例はたくさんあります。
    ペットが無理な環境にある場合は、観葉植物や鉢植えの花などを育てたり、家庭菜園などで野菜を育てるのもおすすめです。
  • 音楽を聴く
    時には好きな音楽を心ゆくまで聴きましょう。音楽の世界に浸ることにより、つらい症状を忘れることができ、前向きな気持ちになることができます。
    絵を描いたり、好きな本を読んだりするのも、同様の効果があります。
  • ゆっくりと入浴する
    心身ともにリラックスするのは、入浴が最適です。全身の血行が良くなり、新陳代謝も良くなるので、更年期の症状も緩和されます。
  • 睡眠をたっぷりとる
    睡眠不足が続くと、更年期症状の大半は悪化します。
    夜は、早めに寝て体をゆっくり休めましょう。なかなか寝付けない場合は、横になり目を閉じているだけでも違います。

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