肌に良くない食品・飲み物

中高年女性にとって、きれいな素肌を保つためには、肌に悪影響を与える食品や飲み物を摂らないようにすることも大切です。

特に次のような食品や飲み物は、肌の新陳代謝を遅らせたり、さまざまな肌トラブルを起こす原因になることもあるので、できる限り避けるようにしましょう。

美肌のために避けたい食品・飲み物

  • 脂肪の多い食品
    脂肪は、体内でエネルギー源となったり、血液やホルモンの成分となるなど、健康維持には欠かせない栄養素です。
    しかし、摂りすぎると皮脂の分泌を増加させ、ニキビや吹き出物の原因となることがあります。また、肌を酸化させ、コラーゲンの生成を妨げて、肌老化を促進してしまうことがあります。
    脂肪の多い肉類や乳製品、ナッツ類などの摂り過ぎには十分注意しましょう。
    チョコレートやケーキなどの洋菓子類、スナック菓子、ファストフードなども要注意です。
  • カフェインを含む飲み物
    コーヒーや緑茶など、カフェインを含む飲み物は、適量なら活性酸素を減らし、病気を防いだり老化を抑制する働きがありますが、過剰摂取により肌に悪影響を与えます。
    カフェインには利尿作用がありますが、美肌に必要なビタミンやミネラルまで体外に排出してしまうため、肌荒れにつながります。
    また、カフェインによる覚醒作用によって、睡眠不足になると肌の再生や修復が進まず、シミやシワを作ります。
    コーヒーなら一日2~3杯、お茶なら4~5杯くらいが適量と言えます。
  • 身体を冷やす食品
    野菜類や果物類は、ビタミンやミネラルが豊富なので、積極的に摂りたい食品ですが、生のままで食べると身体を冷やしてしまうものがあります。
    身体が冷えると血行が悪くなりますが、そうすると肌への酸素や栄養素の補給がスムーズに行かなくなります。
    肌の新陳代謝も遅れがちになり、結果として肌荒れや肌老化につながります。
    トマトやレタス、キャベツ、きゅうり、ナスなどの生野菜、すいか、柿、りんご、梨、オレンジなどの果物は身体を冷やしやすいので注意してください。
  • 糖分の多い食品
    「砂糖は脳のエネルギー」と言われるように、甘いものを食べると集中力が増したり、頭を使った作業が続いたときの疲れを取ることができます。
    しかし、糖分が分解されるときは体内で大量のビタミンB群が消費され、エネルギー源として使われなかった分は、脂肪として蓄積されます。
    また、急激に血糖値が上がりインスリンが大量に分泌されますが、インスリンは皮脂の分泌も活発にしてしまいます。
    その結果、皮脂で毛穴が詰まりやすくなり、ニキビや吹き出物ができやすくなります。
    ケーキやあめ、チョコレート、甘いジュースなどは摂りすぎないよう、注意しましょう。


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