腹式呼吸で痩せる方法とは?

腹式呼吸で痩せることができれば、こんなに簡単なことはありません。
道具を使うこともなくいつでもどこでもできるからです。

腹式呼吸は、お腹を膨らませたりへこませたりする呼吸法ですが、自然に腹筋(インナーマッスル)を鍛える事ができ、基礎代謝が高まるため、ダイエットにもつながります。

腹式呼吸はなぜダイエットになるのか

お腹がぷっくりしたり、ブヨブヨしているのは、お腹とその周辺の筋肉が弱っていて緩んでいるからです。腹式呼吸を日常的に行うようにすると、この筋肉をシャキッとさせることができます。

体の内部の筋肉を「インナーマッスル」と言っていますが、腹式呼吸はお腹を膨らませたりへこませたりすることにより、おなか周りのインナーマッスルを鍛えることができます。その結果、基礎代謝量がアップし、カロリー消費量もアップします。

また、腹式呼吸は胸式呼吸に比べ、たくさんの酸素を体内に取り込むことができます。ちょうど有酸素運動を行ったときと同じように体脂肪の燃焼が促進されるため、ダイエットへとつながります。

腹式呼吸を日常的に行うようにすると、ブヨブヨしていたお腹周りに筋肉がつき、スッキリしてくるので、ワンサイズ下の洋服が着られるようになったという人もいます。

姿勢も良くなり、若々しい体型へと変えることができるほか、体内に取り込まれたたくさんの酸素により新陳代謝も活発になるので、美容にも良い影響を与えます。

そのほか、内臓が刺激を受けて胃や腸の働きもよくなるので、便秘が解消するといった効果も期待できます。


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腹式呼吸ダイエットのやり方

お腹を膨らませたりへこませたりするだけの腹式呼吸でも、ある程度のダイエット効果が見込めますが、より効果的なのが次に紹介する「ドローイングダイエット」です。

【ドローイングダイエットのやり方】
(1)口からゆっくりと息を吐き、お腹をへこませる(お腹の皮膚と背中の皮膚がくっつくようなイメージで)
(2)お腹がへこんだまま、5~10秒間キープ(慣れてきたら30秒間キープ)
(3)鼻からゆっくりと息を吸い、お腹を膨らませる

お腹がへこんだ状態を30秒間キープすることにより、インナーマッスルが鍛えられますが、同時に肛門を引き締めるようにするとより効果的です。

(1)から(3)を10回繰り返し、1日3セット行ってみましょう。
「ドローイングダイエット」は、仕事の合間や、休憩時、テレビを見ている時、バスや電車を待っている時、あるいは横になっている時にもできます。

ただし、食後すぐは胃腸が活動しているときなので避けてください。
また、他のダイエット法も組み合わせて行うようにすると、より効果的です。

「ロングブレスダイエット」とは?

腹式呼吸をもとに俳優の美木良介さんが考案したものが「ロングブレスダイエット」です。

「ロングブレス」とは、強く長い呼吸という意味ですが、この呼吸法により効果的にインナーマッスルを鍛え、基礎代謝をアップして内臓脂肪を減らすことができます。

ダイエットだけでなく、腰痛改善、便秘改善、冷え性の改善にも効果が期待できるとのことで、テレビや雑誌で取り上げられたり、口コミで広がっています。

「ロングブレスダイエット」の詳細や、やり方のわかるDVDは、アマゾンより購入することができます。


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